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【シェフのオリーブオイルレシピ】ラ・スコリエーラ(東京・赤坂見附)

赤坂見附か青山一丁目から歩いて10分足らず、コロンビア通り沿いにある「ラ・スコリエーラ」は南イタリア魚介料理を専門とするイタリアン。肉料理は一切メニューにありません。南イタリア・カンパニア州の海沿いにある『Lo Scoglio』をモデルとして作られたこの店は、八丈島出身の現役漁師、服部優希さんと元料理記者の深澤菜月さんが共同経営しています。高層オフィスビルの一角にあるテラスを抜けて店内に入ると、ガラス張りの明るく開放的な雰囲気のダイニングが広がっています。

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個室に案内してもらうと、スタッフが愛してやまない南イタリアの紺碧の海と漁村の風景、そこにたたずむレストラン『Lo Scoglio(イタリア語で岩礁という意味)』の様子が壁いっぱいに描かれていました。店名の「La Scogliera」は「岸壁」という意味で、「日本のロ・スコーリオを作ろう!」という思いから「ラ・スコリエーラ」をオープンしたそうです。
服部オーナーが仕入れる近海中心の魚介で作りあげるホンモノの南イタリア魚介料理は、「本日の魚」から好みの一尾を選び、好きな調理法で仕上げてもらうことも可能です。

近隣オフィスのランチ客でにぎわう平日に比べ、土曜、祝日のランチタイムはワインと合わせながら、コースかアラカルトでのんびりお魚三昧する方の姿が多く見られます。なお、ディナーはサービス料がない代わりにコペルト(席料)が900円かかりますが、ここにはイタリア産のミネラルウォーターや自家製パンも含まれており、お水はガスあり、ガスなし、どちらもお好みで遠慮なくオーダーできます。

今回の料理を作ってくれたのは、若きシェフの小橋弘貴さん。店で使っているオリーブオイルはイタリアのエクストラバージンとピュアの2種だそうです。

「オリーブオイルは仕上げ用、加熱用と調理法によって2種5銘柄を使い分けています。それぞれの特性を生かし、素材の旨みを引き出しています」

アラカルトの一皿はシェア前提で結構なボリュームがあるので、2人よりも3人、4人くらいの方が色々楽しめて良いかもしれません。どちらかというと味も強めの男性的な料理。豪快で素朴で温かみのある、本場イタリアの漁村のレストランがルーツなのですから当然かもしれません。アクアパッツアやオーブン焼きなどの魚料理には、その旨みをしっかり移したオリーブオイルを、パンに吸わせて食べるという楽しみも付いてきます。

月に一回は「バンビーノデー」と称したお子様連れ歓迎の日がもうけられています。それ以外の日でも個室やテラスなど、ご家族で食事を楽しむことが可能です。予約の際に相談してみてくださいね。

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【ラ・スコリエーラ(東京・赤坂見附)】
住所 ▶東京都港区赤坂4-15-1 赤坂ガーデンシティB1
電話 ▶ 03-3586-8989
営業時間 ▶: 【月~金】11:30 ~ L.O.14:00、18:00 ~ L.O.21:30
        【土・祝】12:00 ~ L.O.14:00、18:00 ~ L.O.21:30
定休日 ▶日曜日
HP ▶ http://la-scogliera.com/

 

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