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あけましておめでとうございます

オリーブオイルファンのみなさま、新年明けましておめでとうございます。今年も楽しく、お役に立つ情報を日々UPしていきますので、どうぞよろしくお願い致します。

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さて、京都出身の私はお正月というと「にらみ鯛」を毎年飾ります。いわゆる祝い鯛のことで、塩焼きした鯛なのですが、京都ではこれを3日間食べずに飾って(睨んで)過ごし、3日目に食べる風習があります。わが家ではご飯と共に炊き、鯛飯にしているのですが、今年はオリーブオイルを使ったメニューにしてみようと、初チャレンジ! 


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魚一尾といえばアクアパッツア!

にらみ鯛にする鯛は、ひれというひれにたっぷりの化粧塩をし、保存性を高めるため、全体の塩も強めにし、焦がさないようオーブンでじっくり焼き上げます。ですから後で料理に使うときは、まず、塩をしっかり洗い流します。
普通、アクアパッツアは生魚を使うので最初にたっぷりのオリーブオイルで魚に焼き目をつけますが、その必要はなし。にらみ鯛は固くなっているので、30分くらい水につけて水を切っておきます。

フライパンでアンチョビとにんにくをオリーブオイルで炒め、鯛とお好きな魚貝、ドライトマト、黒オリーブを入れ、白ワインをドボドボっと注いでタイムを加え、貝の口が開くまで強火で煮ます。普通はだしのでるあさりとムール貝を使いますが、今回はお正月なのでムール貝の代わりにはまぐりを。貝の口が開いたら水を足して、煮汁が半分くらいになるよう煮ていきます。また今回は水の代りに、水出しした昆布だしを使いました。

深めの大皿に汁ごと盛り付けます。鍋ごとテーブルに出すのもおすすめです。エクストラバージンオリーブオイルを回しかけて、さあ食べましょう!
生魚で作るほうが身はふっくらして美味しいけれど、塩焼きした鯛を使うと仕上がりがキレイです。火の通りやすいかぶなどを加えてもいいですね。もし鯛や貝の塩分でスープがしょっぱくなってしまったら、別皿に取ってオリーブオイルをたっぷり足し、パンをつけて食べてみて。オリーブオイルの魔法のおかげで、しょっぱいスープが素晴らしいパンのお供になりますよ。

鯛飯を炊くときにオリーブオイルを少し加えたり、ブイヤベースを作ったりするのもいいですね。祝い鯛にちょっと手を加え、華やかなオリーブオイル料理を楽しんでみてはいかがでしょうか。

 

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