今回は、ハロウィンのテーブルを一気に盛り上げてくれる「おばけギョーザ」をご紹介します。ギョーザの皮をストローで目や口をくり抜くだけで、ユニークなおばけに大変身。お子さまにお手伝いしてもらえば、準備の時間も楽しい思い出になります。
みんなでおしゃべりしながら作れる、ハロウィンにぴったりのパーティーフードです。

【おばけギョーザ】

《材料　4人分　調理時間　25分》

• ギョーザの皮（大判薄いタイプ）20枚
• 豚ひき肉250g
• キャベツ100g
• にら1/2束（50g）
• 　　（a）　塩小さじ1/2
• 　　（b）　しょうが1/2かけ
• 　　（b）　酒大さじ1/2
• 　　（b）　しょうゆ小さじ1
• 　　（b）　ごま油小さじ1
• 　　（b）　塩・こしょう・砂糖各少々
• 焼きのり全型1枚＋1/4枚
• オリーブオイル適量
• ケチャップ適量
• マヨネーズ適量

《作り方》

1. キャベツとにらはみじん切りにし、（a）の塩でよくもみ、10分おく。
2. しょうがはすりおろす。豚ひき肉に（b）の材料をすべて入れ、よく混ぜてあんを作る。
3. ギョーザの皮を細いストローと太いストローでくり抜き、穴を開けて「目」と「口」を作る。
4. ①の野菜の水けをよく絞る、②のあんに加えて混ぜる。
5. のり1枚は16等分に、1/4枚は4等分に切る。
6. ③のギョーザの皮にのりを重ね、④を20等分にしてのせ、ひだを寄せて包む（あんをすべて包まなくてもOK）。
7. フライパンにオリーブオイルを入れて熱し、少なめの油で閉じ終わりの方から揚げる。8割くらい火が通ったら、ひっくり返して色よく揚げる。
8. 器に⑦のおばけギョーザを盛る。小さな器にケチャップを入れてマヨネーズを絞り、竹串で放射状に線を引き、「くもの巣」を作って添える。

　

おばけの表情には、思わず笑みがこぼれるような愛嬌があります。
キャベツやにらの水けをしっかり絞ることで、味がよくなり、包みやすくなります。
ご家族や友達とともに、思い出に残る楽しいハロウィンをお過ごしください。


　

Tomiko栄養士・料理研究家・フードコーディネーター
薦田富美子（こもだとみこ）。
食品メーカーで商品開発に携わり、料理学園講師、キッチンスタジオのスタッフ経験後フリーに。薬膳アドバイザー、「味覚の授業」指導者、フードアナリスト、チョコレートエキスパート等、様々な資格取得。多岐にわたる食の仕事を経験。記憶に残る料理を感動する盛り付けで作り続けたい。「食材を無駄にせず、健康的な野菜たっぷりの食事を！」をモットーに、現在地元のカフェで日替わりランチを提供。新聞のコラム「食卓の一品」を毎日担当中。著書「これからのシニアごはん　日々の、ひとり分」自由国民社。横浜在住。