なすの料理は数多くありますが、なかでも私は焼きなすが好きです。
今回はヨーグルトとオリーブオイルで焼きなすをマリネするメニューをご紹介。
真っ黒に焼けた皮の風味が極上の調味料になり、とろっとなってなすのおいしさがグッと増すように思います。
そうめんやパスタにのせたり、ペーストにしたり、幅広く活躍します。

【焼きなすのヨーグルトマリネ】

《材料　2人分　調理時間　25分》

• なす3本
• 　　（a）　プレーンヨーグルト大さじ4
• 　　（a）　にんにく（すりおろし）小さじ1/2
• 　　（a）　塩小さじ1/2
• 　　（a）　酢またはレモン汁小さじ1
• 　　（a）　オリーブオイル大さじ2
• ミント適量
• 粗びき黒こしょう適量

《作り方》

1. なすはヘタを残してガクを切りそろえ、花落ちの部分を少し切り落として、タテに包丁で5～6本切り込みを入れる。
2. ①を魚焼きグリルに並べ、皮が真っ黒になるまで10分ほど焼く。あら熱がとれたら皮をむき、食べやすく切る。
3. （a）を合わせてよく混ぜて、②を加えてマリネする。
4. 器に盛り、ミントの葉をのせ、粗びきびき黒こしょうをふる。すぐ食べない場合は、オリーブオイルをかけて、ラップをかぶせて冷蔵庫で保存。2～3日で食べ切ること。

　

なすは、トースターで10分焼いても、フライパンに並べてふたをして10分焼いても大丈夫です。いずれも皮が黒くなるまでよく焼くのがポイント。
材料も作り方もシンプルで、作り置きとしてもおすすめです。
なすのおいしい季節に、ぜひ一度お試しください。


　

牛原琴愛料理研究家、野菜ソムリエ、パンアドバイザー
多くの食材がいつでも手に入る昨今、「旬」の野菜・果物を知ってもらい、「旬」に食べることの大切さとその食べ方を提案する料理教室「Cooking & Coaching～ココロモカラダモ健康に」や、料理から旬を知る料理教室「HAPPY♪ベジクッキング」などを主催。この他、大手食品メーカーの広告、販促用のレシピ開発、撮影のフードコーディネートを手掛ける。また、農業の６次化を見据えたワークショップや各種イベントのコーディネート、食育講座やカルチャーセンターの講師など幅広く行う。
■Cooking fun！
http://kotoes-kitchen.com/