実は万能!菊花で洋風の一品
独特の歯ごたえと彩りの美しさが特徴の「食用菊」。ハウス栽培のものが年中出回っていますが、旬は秋。フサフサの花びらをふわふわにほぐす作業はなんだかとても幸せな気持ちになるし、サッとゆでて絞ったら冷凍しておくこともできる大好きな食材です。
これは、食用菊をゆでるという下処理さえ済んでいれば5分ほどで完成するスピードレシピ。たこの塩けがあるので調味に塩は使いませんが、塩が足りなければ好みで調整して下さい。
小鉢なら2人分、小皿にちょっと盛って箸休めにするなら4人分くらいの分量です。たことオリーブオイルは抜群の相性!香りのよいエクストラバージンオイルを使ってくださいね。
【たこの菊花和え】
《材料 作りやすい分量 調理時間15分》
- ゆでだこ(刺身用)150g
- 食用菊1パック
- エクストラバージンオリーブオイル大さじ2
- ルッコラ少々
- (a) 柑橘果汁(レモンなど) 大さじ1
- (a) メープルシロップ大さじ1/2
《作り方》
- 食用菊はガクから花びらを摘む。鍋に湯を沸かし、沸騰したら酢(分量外)を適量入れる。菊の花びらを加え、再沸騰したらざるにあげてサッと冷水(分量外)をかけ、かたく絞る。
- たこは薄切りにし、さらに食べやすく小さめに切り、オリーブオイルで和える。
- ボウルに(a)を入れて甘酢を作り、①を加えてほぐしながら混ぜる。さらに②をすべて加え、全体をざっと和える。
- 皿に盛り、彩りにルッコラを散らす。
菊花を甘酢で味つけたものは、ほかの魚介や海苔などと和えてもおいしく、料理に彩りがほしいときにも使えます。甘酢自体にオリーブオイルを入れるのもよいでしょう。ルッコラの代わりに、イタリアンパセリでもOK。ベビーリーフやブロッコリースプラウトなどクセのないものでも合います。