外はカリっ中はねっとり
今日は手軽に作れる里芋料理をご紹介します。
ふだん里芋の品種を意識することがないかもしれませんが、もっともポピュラーなのが「石川早生」。小ぶりで丸く、ぬめりが強いのが特徴。“きぬかつぎ”で知られています。
また、関東中心に栽培されているのが「土垂」。コロンとした楕円形で、煮崩れしにくくホクホクとしています。
一方、西に行くと「えびいも」や「たけのこいも」など、やや細長いものが多く出回っています。ねっとりしつつも煮崩れしないのが特徴です。「たけのこいも」は60cmほどに成長するものもあるのです。
今日ご紹介するカリカリチーズ焼きは、できれば小ぶりの里芋を使うのがおススメです。
めんどうな皮むきも、レンチンすれば、手でツルンとむけてしまいます。
【里芋のカリカリチーズ焼き】
《材料 4人分 調理時間 20分》
- 里芋小8個程度
- オリーブオイル大さじ1
- 粉チーズ適量
- 塩、粗びき黒こしょう各少々
《作り方》
- 里芋はよく洗い、お尻部分を切り落とし、頭1/3あたりに一周包丁で切り込みを入れる。こうすることで、加熱した後、手で簡単に皮がむける。
- 耐熱皿に濡らしたキッチンペーパーを敷き、①を並べ、ふんわりとラップをかけて、電子レンジ(600W)で7~8分、竹串がスッと通るまで加熱する。
- あら熱をとり、皮をむいて、大きいものは半分に切って、スプーンなどで粗くつぶす。
- フライパンにオリーブオイルを熱し、③を並べ入れ、片面だけ3~4分ほど焼く。
- キツネ色に焼き色がついたらいったんとり出し、フライパンをきれいにふき、均等にすき間を開けながら、500円玉大のサイズに粉チーズを広げ、焼いていない面を下にして里芋をのせる。こんがりチーズの香りが立つまで焼く。
- 皿に盛り、塩、黒こしょう、オリーブオイル適量(分量外)をかける。
やわらかくなった里芋をスプーンでつぶして、オリーブオイルでカリッと焼き上げます。
目先の変わった里芋料理をお楽しみいただけると思います。
ぜひアツアツを召し上がってください♪