7月ということで、とうもろこしに注目！
北海道の定番土産といえば「とうきびチョコ」。ならばプリンにしても合うに違いない！
こんな着想からとうもろこし（スイートコーン）を使ってプリンを作ってみました。
カラメルを作ったフライパンで、もいだ粒をオリーブオイルで炒め、焦げ目をつけ、
しょうゆを数滴たらした焼きとうもろこしをトッピング！
プリンの中にも、ミキサーにかけたとうもろこしを入れて風味をプラスします。

【まるで焼きとうもろこしプリン】

《材料　直径7cm高さ5cmのプリンカップ4個分》

• 　　（a）　グラニュー糖大さじ3
• 　　（a）　水大さじ1
• 生のとうもろこし正味100g
• 牛乳200ml
• グラニュー糖30g
• 卵2個
• 　　（b）　ゆでてもいだとうもろこし30g
• 　　（b）　オリーブオイル小さじ1/2
• しょうゆ数滴
• エクストラバージンオリーブオイル小さじ2
• ポイップクリーム適宜

《作り方》

1. フライパンに（a）を入れて煮詰めカラメルを作る。焦げ色がつき、煮詰まってきたら火を止め、すぐにプリンカップに均等に入れる。
2. ①のフライパンを洗わずに（b）を入れて中火で炒め、とうもろこしに焦げ目がついてきたらしょうゆをたらし、水分がなくなるまで炒めてとり置く。
3. 生のとうもろこしと牛乳をフードプロセッサーかミキサーに入れて攪拌し、ザルで裏ごしする。
4. ③にグラニュー糖を加えて小鍋に移し、中火にかけ、グラニュー糖が溶けるまで木べら（もしくは耐熱のゴムベラなど）で静かにかき混ぜる。
5. ボウルに卵を割りほぐし、④を少しずつ加えてよく混ぜる。ザルで裏ごし、①のカップに均等に注ぎ、表面の泡を竹串でつぶす。
6. オーブンを140度に温める。天板にバットをおき、布きんを敷いて⑤をのせる。バットに熱湯を注ぎ、オーブンで40分湯せんして蒸し焼きにする。
7. あら熱がとれたら冷蔵庫で冷やし、ホイップクリームと②をのせてエクストラバージンオリーブオイルをかける。

　

最近出回るようになったホワイトコーンで作ってもおいしいと思います。
仕上げにエクストラバージンオリーブオイルをかけていただくと、トッピングのとうもろこしとプリンがあいまって、まるで焼きとうもろこしのよう。
かけるオリーブオイルの種類によっても味わいが変わって楽しいです。
夏休みの自由研究に親子でクッキング、いかがでしょう？


　

Tomiko栄養士・料理研究家・フードコーディネーター
薦田富美子（こもだとみこ）。
食品メーカーで商品開発に携わり、料理学園講師、キッチンスタジオのスタッフ経験後フリーに。薬膳アドバイザー、「味覚の授業」指導者、フードアナリスト、チョコレートエキスパート等、様々な資格取得。多岐にわたる食の仕事を経験。記憶に残る料理を感動する盛り付けで作り続けたい。「食材を無駄にせず、健康的な野菜たっぷりの食事を！」をモットーに、現在地元のカフェで日替わりランチを提供。新聞のコラム「食卓の一品」を毎日担当中。著書「これからのシニアごはん　日々の、ひとり分」自由国民社。横浜在住。