ゆでたこは冷凍しておいてもあまり食感が変わらないので常備している食材のひとつ。これはゆでたこ同様、いつも家庭にあるにんにくとたっぷりのねぎを合わせた即席料理ですが、メインにもつまみにも使える一品です。オリーブオイルでにんにくの香りを引き出して、順に炒めていくだけ。たこの塩気でほとんど調味料も使わずに作れますよ。

【ねぎたこ】

《材料　作りやすい分量》

• ゆでたこ200g
• ねぎ1本
• にんにく1片
• オリーブオイル大さじ1
• 黒こしょう適量

《作り方》

1. たこは熱湯でさっとゆでておく。にんにくをみじん切りにし、オリーブオイルと共にフライパンに入れ、ごく弱火で加熱し始める。
2. にんにくを加熱している間に、たこは一口大または厚めにスライスし、ねぎは斜め薄切りにする。切っている最中にフライパンからにんにくの良い香りがしてきたら、いったん火は止めておく。
3. ①のフライパンにたこを加え、オイルを絡めるようにさっと炒め、ねぎを入れてさらに炒める。
4. ねぎがしんなりしかけたら、火をとめる。皿に盛り、黒こしょうをふったらできあがり。

　

たこをゆでるのは、そのままだと結構塩分がきつい場合があることや炒め時間を短縮することが理由。省いても構わない行程です。ねぎの食感を残すためにねぎは「しんなりしかけたら」火をとめてくださいね。余熱をうまく使うことでエネルギーの節約と同時に、加熱によるデメリットを軽減できます。

　

Akikoオリーブオイルライフ編集部／料理研究家、栄養アドバイザー
白木あきこ。料理研究家、栄養アドバイザー、認知症予防食研究家、ウェルネスフードクリエーター。
京都を愛し東京に恋をする京女。長年編集者、ライターとして素材、産地から栄養、安全にわたって食全般を俯瞰し、メディア連載、寄稿、出演多数。2000年に立ち上げたグルメサイトを2020年春「美食道.com」にリニューアル。分子栄養学、ローフード、認知症予防食等を学び、新たに「ウェルネスフーズラボ」「認知症予防食.com」を立ち上げる。安全な美味にこだわり、美と健康のためのウェルネスフード研究と食レッスンを行っている。
ハーブ歴は高校の時から。旅と食べ歩きが好き。
■「WELLNESS FOODS LAB」
https://wellnessfoodslab.com/