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与那国水産加工(与那国島)のカジキのオリーブオイル漬け

沖縄と周辺の離島が大好きで、ここ数年は毎年訪れています。中でも大好きな石垣島は、地図で見るとすぐそこが台湾! けれどもっと地図を拡大してみると、お隣の西表島を越えてさらに先に、日本最西端の小さな島があることに気づきます。今回ご紹介する缶詰は、その地、与那国島で獲れたカジキを現地で加工したもの。よくあるかつおやまぐろと違い、一本釣りしたカジキをオリーブオイルと石垣の塩だけで味付けた、とてもレアな商品なのです。

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以前石垣島を訪れた時、「石垣の塩」の工場を訪ねました。美しい石垣の海水から作られた塩は石垣みやげのスタンダードであり、昨年には塩はもちろん、同社の「イーソン」というまぐろやかつおを黒糖やしょうゆなどで味付けて粉末にした調味料も買って帰りました。実は粉末でありながらこの調味料にもオリーブオイルが使われており、ふりかけ代わりにもなる他にない商品としてしばらく愛用していました。実は石垣では、近海で獲れる質の良いまぐろ、かつおのお刺身もとてもおトクに食べられるんですよ。

この「カジキのオリーブオイル漬け」とは、旅先ではなく食の見本市で偶然出会いました。親会社は「石垣の塩」のメーカーであり、販売サイトを見るとイーソンと同じラインナップ! そのつながりに驚き嬉しくなりました。缶詰は三種あるのですが、味見をしたら段違いの美味しさだったのがこのカジキです。いわゆるツナ缶に類するものながら、上品な旨みはできればそのまま食べたいくらい。そこでシンプルに味わう方法を考えてみました。


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海の香りの混ぜごはんに

イタリア産のオリーブオイルを使用。サイトではにんにくや赤とうがらしを加えて加熱すればアヒージョに、とも書いてあり、もちろん缶詰なのでサラダやディップ、サンドイッチなど色々使えると思います。でもシンプルな混ぜごはんにすると、形状も味わいも生かせそう! 早速、わが家のごはん(黒米や雑穀を混ぜた発芽玄米ごはん)に、軽くオイルを切ったカジキを混ぜ込み、そのまま食べられるばら海苔をトッピング。旨みの溶け出したオイルもほどよく混ざった一品ができあがりました。何より、とってもカンタンに作れるのがいいところ。お昼ごはんにぴったりです。

カジキの缶詰は珍しく、石垣みやげにもおすすめです。添加物を使わず地の素材を生かして作られるこういう商品は食べるととても豊かな気持ちになるもの。残ったオイルもドレッシングにしたり、スープに入れたりして使い切ってくださいね。
■与那国水産加工
https://www.yonagunisuisan.jp/お買い物/


 

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