オリーブオイルの使い分け
オリーブオイルはわが家の日常に欠かせないもので、いつも食卓にあります。「森カフェ」と呼んでいるわが家のテラスにはオリーブの苗を4本植え、いつか自家製オリーブオイルを作れたらなぁと毎日眺めているほどです。
レストランの一流のサービス人は、ゲストの要望に合わせてドレッシングを作ることが基本素養となっています(一昔前は、ドレッシングはホールでサービス人が作ることが当たり前でした)。そうした経験から、オリーブオイルも料理に合わせて使い分けています。参考までに私個人の好みをご紹介します。
・ パンにつけるなどフレッシュの状態で使う時や、フレッシュサラダのドレッシングには初摘みEXオリーブオイル
・ ソースを乳化させる場合は晩春摘みのEXオリーブオイル
・ ソテーなど一般的な炒め物は、お肉や素材の味を引き立たせるためにピュアオリーブオイル(魚介類を扱う時は生臭さを考慮しEXオリーブオイル)
「森カフェ」にはオリーブの苗のほか、さまざまな花やグリーンと共にタイムとローズマリーもいきいきと葉を繁らせています。ただオイルを購入するだけでなく、自身が育てたものを少し加えるだけで味の奥深さはもちろん、心にも美味しさが広がることでしょう。
このように、私のオリーブやオリーブオイルへの拘りは業界人ということもあり人一倍かもしれませんね。