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アボカドとオリーブオイル

アボカドは、果物の一種ですが、濃厚な味わいと栄養価の高さ、使い方の幅の広さなどから、大人気な食材ですね。
もちろん、オリーブオイルと合わせた食べ方でもおすすめはいろいろ♪
シンプルにオリーブオイルをかけて食べるほかに、ちょっと悩ましい状態のときのアレンジ方法など、お伝えしたいと思います。

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<固いアボカドにあたったら>

未熟のアボカドは固く、果肉に包丁を入れると、サクッとした感触があります。
その時は、熟したアボカドに味わいを近づける、おすすめの方法がありますよ☆

固さが残っているので、型崩れしにくく、切り分けやすい、というのを活かして。
そこに、小麦粉をまぶす、または、小麦粉・溶き卵・パン粉をつけて、オリーブオイルで揚げ焼きにすると、熱が加わることで繊維がやわらかくなって、なめらかな食感になります。
衣をつけなくても、オリーブオイルでソテーするだけでも良いですね。
オリーブオイルで加熱すると、風味をプラスしながら、濃厚なアボカドをサラッとした味わいに仕上げてくれます。

半分に切って種を除いて、皮付きのままオーブン焼きにしてもおいしいですね。
種の部分のくぼみに、卵を落として半熟になるまで焼いて、オリーブオイルをひとかけ。
塩、こしょうをプラスして、半熟卵とアボカドをからめながらいただくというのは、間違いないおいしさだと思います。

<熟した食べごろのアボカドで>

熟したアボカドは、そのままでもよし、つぶしてディップ状にしてもよし、
いろいろとお使いになられていると思います。

なめらかにつぶしたアボカドに、レモン汁多め、オリーブオイル、塩、のディップは、シンプルな基本の組み合わせ。そのままサンドイッチにはさんでも良いし、ちょっと物足りなければ、玉ねぎのみじん切りやにんにくのすりおろし、お好みでタバスコなどを加えて。
トルディーヤチップスにつけるのもおいしいですね。

つぶさずに使う時、ポテトサラダに加えてみるのもおいしいです。
アボカドを使うポテトサラダは、粉チーズ(パルミジャーノチーズ)、オリーブオイルを加えて混ぜると、ちょっと大人の雰囲気のポテトサラダになって、おつまみにも良いですよ。

崩した豆腐に薄口しょうゆ、砂糖少々を加え、アボカドを合わせて、オリーブオイルで白和え、というのもおすすめです。
通常の白和えは、豆腐に練りごまの濃厚なコクを加えて作りますが、アボカドとオリーブオイルでもまた違った味わいで楽しめます。

角切りにしたまぐろやかつおのお刺身とアボカドを合わせて、わさびしょうゆとオリーブオイルであえるというのも、簡単な定番メニューですが、お刺身をゆでだこやボイルしたえびなどに変えても良いので、いろいろアレンジの幅もありますね。

<アボカドの見分け方>

固いアボカド、熟したアボカド、と、合わせ方の例をご紹介をしましたが、
そもそも、その見分け方をどうしたらよいか、ということもありますよね。

熟し具合は皮の色合いで判断する、というのもひとつですが、黒っぽい皮のものの中でも、意外と状態が様々です。
アボカドを手に取ったら、まずは、ヘタのまわりの状態をチェックしてみてください。
ヘタのまわりを軽くおしてみて、ふかふかの状態のものは、熟してから時間が経っていることが多いです。弾力のある感触のものを選びましょう。

食べごろの状態で買ったものの、すぐに使えなくなってしまった、という時は、必ず野菜室に入れて、追熟を防ぎましょう。2~3日は状態が保てると思います。

まだ固い状態のアボカドを追熟させるには、冷蔵庫には入れず、20℃前後の場所においておくと良いと思います。ただし、あまり高温になりすぎてしまうと(27℃以上)、傷みやすくなりますので注意です。

アボカドに、オリーブオイルの香りと風味を合わせて、ぜひいろいろと食べ方を広げてみてください♪

 

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