一晩寝かせて甘〜い♪
完熟フルーツのように甘〜いラタトゥイユを紹介します。
普段はついつい時短料理を作りがちですが、今回のレシピは野菜を1種類ずつ丁寧に炒めていくのがポイント。シンプルな味付けなのに、野菜がデザート感覚でいただけるほど甘くなり、素材本来のうまみを引き出すことができます。
冷蔵庫でつくり置きできるので、厳しい残暑で食欲のない日の先付けとしてもおすすめ。彩り鮮やかなビタミンカラーは夏のお弁当のおかずにもぴったりです♪
【完熟ラタトゥイユ】
《材料 4人分》
- (a) たまねぎ1個
- (a) なす2本
- (a) ズッキーニ1本
- (a) パプリカ(赤・黄)各1個
- トマト缶(ダイス)1缶
- にんにく2片
- ローリエ1枚
- オリーブオイル大さじ4
- 塩ひとつまみ(×5)
- こしょう少々
- セルフィーユ適宜
《作り方》
- (a)の野菜を2センチ角にカットする。なすは水にさらした後、ザルにあげる。にんにく1片をみじん切りにし、もう1片は包丁でつぶしておく。
- 厚手の鍋にオリーブオイルとみじん切りにしたにんにくを入れ、弱火でほんのりキツネ色になるまで加熱する。たまねぎを加えて中火にし、塩ひとつまみを加えて透明になるまで火を通す。
- (a)の残りの野菜を1種類ずつ鍋に入れ、順番に炒めていく。野菜1種類につき塩ひとつまみずつ加えながら丁寧に火を通し、甘みを引き出す。
- すべての野菜に火を入れたら風味づけにこしょうをふり、つぶしたにんにく、ローリエ、トマト缶を汁ごと加えて20〜30分ほど弱火で煮込み、水分を飛ばしていく。時々焦げないようにかき混ぜる。
- 火を止めてそのまま冷ました後、冷蔵庫で一晩寝かせる。つぶしたニンニク、ローリエを取り出し、お皿に盛り付け完成。お好みでセルフィーユを添える。
すべての野菜をまとめて炒めるよりも、1種類ずつ別々に塩を加えながら火を通すことで水分が抜け、野菜の甘みが凝縮します。
取り出したにんにくもやわらかく火が入っているので美味しく食べられます。
一晩寝かせずに食べても美味しいですが、翌日の方がより甘くなります。
色々試した結果、カルディで販売しているラ・プレッツィオーザダイストマト缶がおすすめです。