にんにくたっぷり温まるスペインスープ『ソパ・デ・アホ』
スペイン語でソパ(sopa)はスープ。アホ(ajo)はにんにく
かたくなったパンを利用して作るスペインのにんにくスープです。
オリーブオイルで作る揚げパン(クルトン)がサクッとアクセントになり、にんにくとスパイスたっぷりのアホスープは、寒い冬や体調を崩した時に体をポカポカと温めてくれます。
【ソパ・デ・アホ】
《材料 2人分》
- オリーブオイル大さじ2
- にんにく(大)4かけ
- 赤とうがらし2本
- パプリカパウダー小さじ1
- チリパウダー小さじ1/2
- 洋風スープの素(顆粒)小さじ1〜2
- 水600ml
- 生ハム20g
- 溶き卵1個分
- 塩、こしょう各少々
- <クルトン>
- バケットスライス3枚
- オリーブオイル適量
《作り方》
- 1〜2cmに角切りにしたバケットを適量のオリーブオイルを入れたフライパンでサクッと揚げ焼きにし、クルトンを作る。
- 鍋にオリーブオイル、薄切りにしたにんにくを入れ弱火にかけ、焦がさないように炒める。
- 赤とうがらし、パプリカパウダー、チリパウダーを加えさっと炒め、水、洋風スープの素を加え弱火で10分〜15分煮る。
- 粗く刻んだ生ハムを加え、溶き卵を流し、塩、こしょうで味を調える。
- カップに注ぎ入れ、クルトンを散らす。
スパイス、にんにくの量はお好みで調整してください。
生ハムは熟成度の高いものを加えると味に深みが出ます。
脂(ラルド)だけを加えてもよいでしょう。
本場スペインでは生ハム(ハモン)の残った骨でスープを取ります。
今回のレシピでは洋風スープの素で代用していますが、生ハムの骨が手に入ったら是非煮込んで作ってみてください。
スープに深みととろみが出て味わいも違うものになります。
オリーブオイルで作る揚げパン(クルトン)がサクッとアクセントになり、にんにくとスパイスたっぷりのアホスープは、寒い冬や体調を崩した時にも体を温めてくれます。
ぜひお試しくださいね。