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かぼちゃとオリーブオイル

10月も後半にさしかかり、秋が深まってきました。
秋はたくさん美味しいものがあって、「いも」「くり」「かぼちゃ」と目移りしてしまいますが、どれもおいしいですよね~♪
その中で今回は「かぼちゃ」をテーマにしてみようと思います。

近年、イベントとして日本でも定着しつつある、ハロウィンも月末にひかえていますので、
かぼちゃとオリーブオイルとの組み合わせもぜひ、お楽しみください☆

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<かぼちゃの旬とは?>

日本では古くから、冬至にかぼちゃを食べる習わしがあります。
近年では、10月31日のハロウィンとかぼちゃが結びつくイメージもできてきました。

そこからすると、かぼちゃの旬は、秋~冬のようにも思えますが、
最も一般的なかぼちゃの収穫の最盛期は夏~初秋であり、夏野菜のひとつです。
栄養価の高いかぼちゃは、夏バテなどにも良いとされています。

ですが一方で、かぼちゃは、収穫後に温度管理などをしながら追熟させると、ほどよく水分が抜けて、ホクホク感と甘みが増すそうです。
2~3か月貯蔵してから出荷、ということもあるようです。

収穫の最盛期は夏ですが、味わいが良くなるのは秋~冬。
少々みずみずしい夏の時期には天ぷらなどで味わい、ホクホク甘い秋から冬は、煮物やスープなどで味わう、という風に、タイミングに合わせて長く味わえる、大変魅力的なお野菜のひとつと言えますね。


<シンプルでおいしい、オリーブオイルでマッシュかぼちゃ>

それではこの時期、かぼちゃとオリーブオイルの組み合わせでおすすめしたい、シンプルでカンタンな食べ方についてのご紹介です。
電子レンジで蒸して、オリーブオイル、塩少々を加える。これだけです。
かぼちゃの甘みが引き出されて、食感もなめらかになり、おいしいですよ。
なにより、固いかぼちゃと格闘することもなく、すぐに作れるのが魅力。作りおきや冷凍もOKです。

分量の目安は、かぼちゃ1/4個に対して、
オリーブオイル:大さじ1
塩:少々(お好みの加減で)

かぼちゃの種とワタをスプーンで取り除いたら、丸ごとラップに包んで電子レンジで加熱。600Wでしたら加熱は5分が目安です。
全体にしっかりと火が通ってやわらかくなっているので、皮を残してスプーンですくい取ってボウルに入れて、オリーブオイルと塩を加えて混ぜながらマッシュ。
つぶし具合はお好みでどうぞ。皮を入れなければ、きれいなオレンジ色に仕上がりますが、皮も使いたい時は、一緒に混ぜてください。

かぼちゃによって、ほくほくだったり、少し水気があったり、甘みの具合もいろいろなので、
オイルや塩の分量は、味見をしながら調節してください。

ハムやツナなどを加えてサラダにするのも良いですし、パンにはさんだり、コロッケにしたり、スープに加えるのもいいですね。


<焼いたり揚げたり煮込んだり>

マッシュかぼちゃ以外にも、加熱にオリーブオイルを使うのもおすすめです。
オリーブオイルでシンプルにソテーしたり、素揚げにする、衣をつけて揚げる、炒めてから煮る、など。
オリーブオイルを使うと、かぼちゃの甘みが引き出されて、味わいは軽やか。
オーブンで焼くときにも、たっぷりかけてじっくり焼くと、ジューシーで、甘みとコクがしっかりとある仕上がりになりますよ。

ちょっとチャレンジしてみるなら、スパイス使いもおすすめです。
塩味ならば、クミンパウダー、ガラムマサラ、などでちょっとスパイシーに。
甘い仕上がりなら、シナモン、ローズマリー、カルダモンなどでさわやかに。
はじめて使ってみるときは、スパイスを加える前に味をととのえてから、ちょっとずつ加えて香りをプラスしてみると、おもしろいですよ。

ぜひいろいろと、お試しくださいね☆


 

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