ひな祭りに手まりずしを作ってみませんか。スーパーのお刺身盛り合わせに入っているまぐろ・サーモン・いか・ぶり・えび・ほたてを使ってカラフルに。魚介類とオリーブオイルは相性抜群。シーフードサラダやカルパッチョだけでなく、「オリーブオイルしょうゆ」にすると和食にも気軽に合わせられます。すしにつけると塩分が控えられ、コクが出て、さらにおいしくいただけますよ。

【お祝いの手まりずし】

《材料　2〜3人分　調理時間　30分（炊飯時間は除く）》

• 米2合
• 　　（a）　オリーブオイル小さじ1
• すし酢大さじ2
• 刺身盛り合わせパック（16切れ）1パック
• 貝割大根適量
• きゅうり（薄切り）適量
• 青ねぎ（小口切り）適量
• クリームチーズ少々
• 白ごま少々
• 大葉1〜2枚
• レモン（薄切り）適量
• 　　（b）　オリーブオイル適量
• 　　（b）　しょうゆ適量
• 練りわさび・ゆずこしょう各適量

《作り方》

1. 米は洗って水をきって炊飯器の内釜に入れる。2合の目盛りまで水を入れてから大さじ2杯分を除き、（a）のオリーブオイルを加えて炊く。ごはんが炊き上がったらすし酢を加えてよく混ぜる。
2. ボウルにごはんを入れ、1個約40gの球状に握る（16個）。ごはんを包み込むように刺身と一緒にラップで包む。ぶりとほたては大葉、まぐろとえびはきゅうりもいっしょに包む。
3. 皿に盛り、わさび、ゆずこしょう、貝割大根、青ねぎ、白ごま、クリームチーズ、レモンをのせる。
4. 小皿に（b）を混ぜて添える。

　

見た目に華やかな手まりずしは、お祝いにぴったり。たとえば、サーモンにはクリームチーズとレモン、貝割大根をのせることで、見た目だけでなく味わいにアクセントが加わり、新たな魅力が生まれます。ぶりやいかには、ゆずこしょうの香りと辛さがぴったり。わさびやゆずこしょうは、トッピングせずに小皿でオリーブオイルと混ぜ合わせてタレにしてもいいですよ！　自分の好みを探しながら楽しんでください。

　

Tomiko栄養士・料理研究家・フードコーディネーター
薦田富美子（こもだとみこ）。
食品メーカーで商品開発に携わり、料理学園講師、キッチンスタジオのスタッフ経験後フリーに。薬膳アドバイザー、「味覚の授業」指導者、フードアナリスト、チョコレートエキスパート等、様々な資格取得。多岐にわたる食の仕事を経験。記憶に残る料理を感動する盛り付けで作り続けたい。「食材を無駄にせず、健康的な野菜たっぷりの食事を！」をモットーに、現在地元のカフェで日替わりランチを提供。新聞のコラム「食卓の一品」を毎日担当中。著書「これからのシニアごはん　日々の、ひとり分」自由国民社。横浜在住。