今日はチキンカチャトーラをご紹介します。
『カチャトーラ』は、イタリア語では“POLLO　ALLA　CACCIATORA（ポッロ・アッラ・カチャトーラ）と呼ばれ、その意味は“猟師風”。イタリアではとてもポピュラーな料理です。「こうでなければいけない」という決まりのない懐の広い料理なので、家庭によって入るものもそれぞれ。今日は根菜たっぷりのチキンカチャトーラを作ります。

【根菜たっぷりチキンカチャトーラ】

《材料　2人分　調理時間 30分》

• ほうれん草1わ
• 　　（a）　塩小さじ1/2
• 　　（a）　オリーブオイル大さじ1
• 　　（a）　白ワインビネガー大さじ1/2
• 鶏もも肉（骨付き）1本（450g）
• 塩、あらびき黒こしょう各少々
• オリーブオイル大さじ1
• 　　（b）　玉ねぎ（くし形切り）1/2個
• 　　（b）　さつまいも（乱切り）小1本（100g）
• 　　（b）　にんじん（乱切り）2/3本（100g）
• 　　（b）　レンコン（5mm厚さのいちょう切り）1節（130g）
• カットトマトの水煮200g
• 水100ml
• ドライローズマリー小さじ1
• 塩・砂糖各小さじ1

《作り方》

1. ほうれん草をゆで、かたく絞ったら3cm長さに切り、（a）で和える。
2. 鶏肉はタテ半分に切り、塩、黒こしょうをまぶす（小ぶりの鶏肉なら切らずに2本使ってもOK）。
3. フライパンでオリーブオイルを熱し②を入れ、表面に焼き色がつくまで焼き、いったんとり出す（中まで火が通らなくてよい）。
4. 同じフライパンで（b）を炒める。野菜の表面に焼き色がついたら、③を戻し入れる。
5. トマト水煮、水、ローズマリー、塩、砂糖を加えて弱火でふたをして10分、ふたを外して10分煮る。皿に盛り、①を添える。

　

今回はクリスマスチキンとしてもおすすめしたい仕上がりにしました。こだわりたいのが骨付きチキンを使うこと。骨付きを使うことで、より旨味のあるソースになります。根菜がゴロゴロとたっぷり入るので食べ応えも満点、今年のチキンはこれでいかがでしょう♪



　

牛原琴愛料理研究家、野菜ソムリエ、パンアドバイザー
多くの食材がいつでも手に入る昨今、「旬」の野菜・果物を知ってもらい、「旬」に食べることの大切さとその食べ方を提案する料理教室「Cooking & Coaching～ココロモカラダモ健康に」や、料理から旬を知る料理教室「HAPPY♪ベジクッキング」などを主催。この他、大手食品メーカーの広告、販促用のレシピ開発、撮影のフードコーディネートを手掛ける。また、農業の６次化を見据えたワークショップや各種イベントのコーディネート、食育講座やカルチャーセンターの講師など幅広く行う。
■Cooking fun！
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