柔らかレタスたっぷりの生春巻き
ベトナム料理で人気の生春巻きは米粉で作られた皮(ライスペーパー)を使うため、小麦アレルギーをお持ちの方やグルテンを気にされる方も安心して食べることができます。本来はブンというそうめんのような細い麺を一緒に包みますが、そこは家庭料理なのでたっぷりと野菜だけを使ってよりヘルシーに。葉の柔らかなサラトリオをたっぷりと、芯にするにらの代わりにフルーツパプリカを使いました。そして下処理のいらない缶詰のオイルサーディンを具材にプラス! よりカンタンに、オリーブオイルとディルの風味をきかせたたれでいただく、ちょっと洋風テイストの生春巻きが完成です。
【オイルサーディンのミニ生春巻き】
《材料 6本分 調理時間15分》
- ライスペーパー(直径16cm程度)6枚
- オイルサーディン(長さ5cm程度)3尾
- サラトリオ2/3株
- フルーツパプリカ(せん切り) 12本
- ディル(葉先) 6片
- <たれ>
- オリーブオイル大さじ1
- 白ワインビネガー大さじ1
- メープルシロップ大さじ1/2
- ニョクマム小さじ1/2
- ディル(みじん切り)小さじ1
《作り方》
- オイルサーディンを半身に分けておく(1×5cmほどの大きさにする)。サラトリオは洗って水気を切り一口大にちぎり6等分しておく。
- たれの材料を合わせよく混ぜておく。
- フライパンや深めの大皿やボウル等に水を入れ、ライスペーパー1枚をくぐらせてすぐまな板の上にとる。
- ③の上に1/6分量のサラトリオを細長く乗せ、ライスペーパーの両側を内側に折り曲げて全体の半分まで巻き上げたところにフルーツパプリカを春巻きからはみ出すように2本左右に並べて置く。
- ④にディルの葉先を1片、その上にオイルサーディンを置き、フルーツパプリカを芯にしてオイルサーディンをくるむように巻き上げたら、小皿に取ったオリーブオイル(分量外)を全体に手で薄くまぶしておく。同様に1本ずつ合計6本作る。
- ⑤を皿に盛ってあればディルを飾り、②のたれを添えたらできあがり。
ライスペーパーはミニサイズが扱いやすく、手に持っても食べやすいのでおすすめですが、手に入らない場合、分量を倍に増やして調整してみて下さい。オイルサーディンは大きさが商品によりまちまちですので、大きなものはほぐして包んでも良いでしょう。私が今回使ったのはとても小さな5cmくらいのオイルサーディンなのでそのまま使っています。
ディルは他のハーブで代用する場合、フェンネルやミント、バジルなど柔らかなものがおすすめです。サラトリオはサラダ菜や水菜、フルーツパプリカはパプリカやピーマンなどで代用できますが、食べやすいようにあまり固い素材を使わないことがポイントです。
出来上がった生春巻きにオリーブオイルをまぶすのは重ねたときにくっつきにくくするためです。慣れるまでは難しく感じますが、きれいに巻けなくても多少破れても、具材を包み込むことができれば大丈夫です!