壬生菜（みぶな）は寒い時期に収穫できる青菜ということで昔から京都で冬に親しまれてきました。冬が旬の壬生菜は漬物や鍋料理で活躍しますが、水菜よりも茎がしっかりしているので炒めてもおいしいです！
今回は炒めてからバターライスに混ぜる手軽なピラフをご紹介します。

【壬生菜とマッシュルームの混ぜ込みピラフ】

《材料　4人分》

• ＜バターライス＞　
• 米2合
• 水430ml
• バター8g
• 固形コンソメ1個
• ＜具材＞　
• 壬生菜120g
• マッシュルーム100g
• ベーコン30g
• にんにく1/2かけ
• 塩小さじ1/6
• こしょう少々
• オリーブオイル大さじ1

《作り方》

1. 米を洗い、バターライスの材料とともに炊飯器に加えて炊飯する。
2. 壬生菜は1cm長さに切る。マッシュルームは薄切り、ベーコンは短冊切りにする。にんにくはみじん切りにする。
3. フライパンにオリーブオイルとにんにくを加え火にかけ香りがすればマッシュルームとベーコンを炒め、最後に壬生菜を加え、サッと炒め合わせる。
4. 炊きあ上がった①に③を加えまぜる。

　

壬生菜は炒めると水分が出るので表面をオイルでさっとコーティングするイメージで炒めすぎないことがポイントです。また、ごはんを少し固めに炊飯すると混ぜ込んだ時にちょうどよくなじみます。水分がたくさん出てしまったら、汁気をきってからバターライスに加えるとよいでしょう。

　

鈴木麻里子料理研究家・フードコーディネーター
テレビや雑誌などのレシピ制作やフードコーディネート、料理番組の企画制作などを行う傍ら、食育や高齢者向けの料理教室の講師を務める。
プライベートでは二人の保育園児を育てるワーキングマザー。旅とお酒が大好きで、国内外問わず子供を連れだし、各地で食の見聞を広める。子供と楽しむ料理やママ会で喜ばれるレシピが好評。