エコ食品(沖縄本島)のグルクンアヒージョ
沖縄でいう本土ではほとんど目にしたり食べたりすることのない魚のひとつが、海のように鮮やかなブルーのグルクン(たかさご)です。沖縄の県魚でもあり、身が柔らかく骨が多いためからあげやかまぼこの材料にされることが多いそうですが、この商品は骨を抜いたグルクンをアヒージョに! どんなお味がするのでしょう?
亜熱帯に生息するグルクンは傷みが早く、生体ではこのラベルのようなブルーですが水揚げ後時間がたつと赤く変色するそうです。瓶詰めのアヒージョは、グルクン、オリーブオイル、にんにく、バジル、リンゴ、玉ねぎ、ローリエ、ローズマリー、とうがらし、塩、こしょう、パプリカとなかなか凝った材料で作られています。とうがらしも使われてはい食べてみると、魚の身は締まっていてなかなか旨みがあります。ますがほとんど辛みはなく、赤い色はパプリカの色味が強く出ているのだと思います。なお、アヒージョには2種あり、もうひとつはマグロを使ったものなのですが、珍しさからグルクンのほうを買ってみた次第です。
辛くない!淡泊でくせがないから万人向き
アヒージョにすることで柔らかなグルクンの身はキュッと締まって、食べごたえのあるものになっています。小さめにカットされているので食べやすく、オイルごとパスタにするのも良いですが、わが家ではそのままつまみにして少しずついただきました。新もののオリーブの実と合わせれば、彩りもきれいです。また、冷奴に乗せてパクチーを刻んで添え、ラー油をかけるとエスニックな味わいに。オイル漬けなので少量でも満足感があります。
販売サイトがないようなので、ネットで検索してみてくださいね。小瓶でお値段も500円ほど。なかなか食べる機会のない魚ですから、おみやげにもぴったりです。
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