店に入ると、すぐそこに白と青のコントラストが美しいピッツァ窯が！上野からもほど近く、御徒町と湯島の間という便利なロケーションに位置する「ダ・ジョルジョ」はオープンして3年を迎えたばかり。本場ナポリで長年修行を積んだ名うてのナポリピッツァ職人、徳山志英さんが開いたお店です。日本に数台しかないというナポリ老舗の特注釜で徳山さんが焼き上げるピッツァと、プーリア州などのリストランテやトラットリアで腕を磨いたシェフ、川村健二さんの作るイタリアンを、気軽によくばりに楽しめる新しき名店です。

オーナーの徳山さんは日本とナポリの名店で長年修行したのち、ピッツァ生地に使う素材からインテリア、石窯まで「本場」にこだわり、ダ・ジョルジョを開店。数々のコンクールで好成績を上げ続け、2015年には世界選手権マルゲリータS.T.G.部門で優勝を飾って、日本一のピッツァ職人というタイトルを獲得しました。初めて訪れたなら、まずは日本一のマルゲリータを味わってみてください。トマトのフレッシュな旨みが凝縮したソースはもちろん、天然酵母とオーガニックも含め独自ブレンドした「粉」から生まれる甘みと素朴な風味、もちっ、ふわっとした香ばしい生地が最高！邪道だと怒られるかもしれませんが、このピッツァ生地だけをオリーブオイルにつけながら食べてみたい！といつも思ってしまいます。

「ピッツァと料理は別ものです。今回ご紹介するレシピもそうですが、ピッツァ以外の料理はイタリアンのシェフ、川村が作っています。オリーブオイルはシンプルにイタリア産のピュアとエクストラバージンを、それぞれが好きにセレクトしていますね」

徳山さんがその腕を見込んですべてをまかせているという川村シェフの料理は、リストランテ仕込みの高級感とトラットリアで培ったカジュアル感がうまくミックスされています。ダ・ジョルジョはピッツァだけでなく料理も美味しいのがすごいと感じていましたが、みごとな「完全専任制」で持ち場に集中していたのですね。

白を基調とした店内は、チェアのカラーがアクセントとなりポップで清潔な印象。１階はこじんまりしていますが、面白いのはダイニングフロアの一角にしつらえられたピッツァ窯と調理場！注文したピッツァの生地づくりから具を乗せて焼くという一連の作業をこんなに間近で見ることができる店は他になかなかありません。作業のお邪魔にならないように断ってから、ぜひ見学してみましょう。

【ダ・ジョルジョ（東京・湯島）】
住所　▶東京都 文京区 湯島 3-37-14 ソルミオビル 1F・2F
電話　▶ 03-5826-4300
営業時間　▶【 月・水・木・金 】17:30～23:00（LO. 22:00）
　　　　　　【 土 】11:30～15:00（LO. 14:30）、17:30～23:00（L.O.22:00）
　　　　　　【 日・祝 】11:30～22:00（L.O. 21:00）
定休日　▶火曜日　
HP　▶　http://www.da-giorgio.jp/

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