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イタリアの思い出とオリーブオイルの魅力

10代の頃、初めて訪れたイタリア。
レストランのテーブルには、塩、こしょうの他に、ビネガーとオリーブオイルが置かれています。
イタリア人たちは、物馴れた手つきで運ばれてきたサラダにそれらをかけ始めました。自分の好きな配合と量でドレッシングを作るということや、たっぷりのオイルの量に驚きを覚えると同時に、イタリア食文化の懐の広さに開眼することとなりました。以来、私も日々の暮らしに上質なオリーブオイルは欠かせなくなっています。

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テーブルやインテリアのデコレーターという仕事柄、もの選びも吟味します。専用のオリーブオイル入れはドイツ製。調味料が買ったままの容器に入ったままで目のつく場所に置いてあると、乱雑な雰囲気で落ち着かないので、入れ替えるようにしています。
また、自宅では夕食の際には必ずワインを飲みますが、出汁、醤油ベースの和食だとマリアージュがしにくいことがあります。そんな時は一滴のオリーブオイルで、ぐんと「洋」の味に近づきワインとの相性がよくなります。冷奴、お浸しなどシンプルなものでもコクが出て風味が増すのでお勧めです。
健康に、美容にと天然のものだからこそ安心して幅広く使えるのもオリーブオイルの魅力ですね。

※写真は「美しくなるチーズレシピ:”チーズは太らない!”ダイエットも、アンチエイジングもチーズにおまかせ!」/多賀谷洋子(著)・砺波周平(撮影)/誠文堂新光社 より

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