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山神(青森市)のほたてオリーブオイル漬け

新年明けましておめでとうございます! 2023年のオリーブオイルライフは、常備しておくと便利な一品のご紹介からスタートです。旨みたっぷりでくせがないほたてをローリエと共にオリーブオイルに瓶詰めにしたこの商品とは青森を旅したときに出会いました。青森の陸奥湾は国内生産高トップのほたて産地で、加工品も色々ありますがこんなおしゃれな瓶詰めは初めて! ほたての鮮度や品質がよいからこそできる味わいで、家庭ではちょっとマネできない美味しさです。お正月らしい食べ方で楽しんでみました。

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八甲田山のミネラル豊富な水が流れ込み、外洋から守られた地形の陸奥湾は、プランクトンが豊富でほたてが育つのに最適な環境だそう。スペイン産のオリーブオイルに浸った小ぶりで美しいほたて貝柱はキュッと締まった食感で、他に使われているのは香りづけの月桂樹と塩だけというまっとうさ。どうやって作られているのかが謎で「参考にして作ってみよう」というわけにいかずちょっと悔しいのです。

旅に出るとやはりその土地ならではのものが食べたくなります。「青森県むつ湾ほたてオリーブオイル漬け」というラベルに惹かれ買ってみましたが、塩加減がほどよくそのまますぐたべられるのが嬉しい! 丸のまま贅沢なおつまみに、裂いて他の具材と混ぜ合わせた一皿にと大活躍です。

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白を生かす、赤く染める

今回は新年をことほぎ、ほたてを紅白仕立てにしてみました。実際に薄いピンクの赤玉と呼ばれるほたてがあり、いつもお正月に白いほたてと紅白で買っているのですがそれがヒントとなりました。ビーツ(煮汁又はパウダー)で赤く色づけた貝柱は1つを数切れに割り、丸のままの白いほたてに合わせて盛り付けます。ピンクペッパーをふってたっぷりのしそを添えたらできあがりです。

食べる時はしそで巻くとさっぱり爽やかな味わいになりボリューム感もでて一石二鳥。ビーツが手に入らない場合はピンクペッパーを振るだけでも見た目のアクセントになります。旨みが溶け出したオイルもアヒージョやパスタなどで使い切ります。ほたて専門店が生み出した逸品、機会があればぜひ味わってみてくださいね。
■漁師の神おやじの店(山神オンラインショップ)
https://store.shopping.yahoo.co.jp/yamazin/y11.html

 

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