りんごとオリーブオイル
秋冬の旬の果実といえば、りんごは代表格ですね。
いろいろな品種があって、甘酢っぱさの加減や、歯ざわりなど、好みのものが選べるのは楽しいですよね。
そのまま生でいただくのももちろんおいしいですが、オリーブオイルと組み合わせてお料理に使うのも、おすすめの食材です。
焼いたり、煮たり、揚げたり??意外かもしれない使い方ですが、ぜひいろいろと試してみてください。
<お肉とりんごで煮込み料理>
先日、ちょっと思いついて作ってみたお料理でした。
塩で下味をつけた鶏肉を、たっぷりめのオリーブオイルでソテーして、りんごとカリフラワー、お水を加えて煮ました。風味づけにサフランを加えて、煮込み時間は30分ほど。
仕上げにおしょうゆを加えて味をととのえました。
りんごを煮込み料理に使ってみますと、りんごの甘みが溶けだして、やさしいまろやかさを演出してくれました。
また、煮込み料理を作るとき、はじめに具を焼くオイルは意外に重要だと思っています。
水分が加わって煮込むことで、その油は味わいとして煮汁に溶け込むからです。
その点、オリーブオイルを使うと、油くささがなくて軽やかで、りんごの風味を損なうことがありませんでした。
ただし、長めに加熱するので、オリーブオイルらしい香りは失われてしまいます。
香りづけには、盛りつけたあと、仕上げに少し加えてみてくださいね。
<焼きりんごに>
りんごの定番スイーツ、焼きりんご。
りんごを半分に割って芯をスプーンでくり抜いたら、くぼみにお砂糖(きび砂糖がおすすめ)を入れて、180℃のオーブンで30分。
オリーブオイルとサワークリームを添えて、お好みで加えて召し上がってみてください。
フレッシュハーブのディルの香りを加えてみるのもおすすめです!
<りんごを揚げてみる>
りんごの天ぷら。これがまた意外とおいしいんです。
りんごを薄切りにして、水で溶いた天ぷら粉にくぐらせて、オリーブオイルで揚げる。
これだけですが、りんごの甘酸っぱさと甘い香りが、オリーブオイルで揚げることでより引き立って、香ばしさも加わります。
天ぷらといっても、スイーツとしていただくのがよいと思います。
バニラアイスクリームを添えていただくのもおいしいですよ。
フルーツをいろいろ活用してみようと思う時、オリーブオイルで使い方が広がるということはよくあります。フレッシュな香りと、オイルであっても軽やかなところが、相性がよいポイントだと感じています。
旬の時期が限られるフルーツだからこそ、いろいろな魅力を味わってみてくださいね☆