「天ぷら割烹なかじん」の大将、中村一臣さんがヒントをくださった木の芽のジェノベーゼにAkikoが挑戦！　いつも自分で作っているバジルのジェノベーゼのレシピを応用して作ってみました。京都では本当によく山椒を使います。ジェノベーゼよりにんにくを控えめにすることで、木の芽の清々しい香りを生かしました。

《材料　作りやすい分量》

• 木の芽（山椒の若葉）80g
• にんにく1かけ
• 松の実大さじ2
• オリーブオイル100cc
• 塩小さじ2/3

《作り方》

1. にんにく、松の実にオリーブオイルを加えフードプロセッサーにかける。
2. なめらかになってきたら、洗って水気を拭いた木の芽をひとつかみ分ずつ足していき、ペースト状に仕上げる。
3. すべてペースト状にできたら、塩で味つける。保存瓶に詰め、空気に触れないようにオリーブオイル（分量外）を注いで冷蔵庫で保管する。

　

かなり大量の木の芽が必要なので、木の芽が日常的にお安く売られている地方か、庭などで収穫できる方でないと作れないかもしれません。牛肉、鶏肉、魚のソテーの薬味、山椒と相性のいいおじゃこと合わせたパスタなどに。少し固くなった山椒の葉でも作れますが、とげに注意してください。

　

Akikoオリーブオイルライフ編集部／料理研究家、栄養アドバイザー
白木あきこ。料理研究家、栄養アドバイザー、認知症予防食研究家、ウェルネスフードクリエーター。
京都を愛し東京に恋をする京女。長年編集者、ライターとして素材、産地から栄養、安全にわたって食全般を俯瞰し、メディア連載、寄稿、出演多数。2000年に立ち上げたグルメサイトを2020年春「美食道.com」にリニューアル。分子栄養学、ローフード、認知症予防食等を学び、新たに「ウェルネスフーズラボ」「認知症予防食.com」を立ち上げる。安全な美味にこだわり、美と健康のためのウェルネスフード研究と食レッスンを行っている。
ハーブ歴は高校の時から。旅と食べ歩きが好き。
■「WELLNESS FOODS LAB」
https://wellnessfoodslab.com/