フレンチの伝統レシピをアレンジ
肉の油脂で肉を煮るコンフィ。低温でじっくり火を通すこと、油脂に浸かった状態なので水分が肉にとどまることなどから、肉がしっとりとおいしく仕上がります。本来は保存食であり、食べる時に表面がカリッとするように焼きあげるレシピです。これを手に入りやすい砂ぎもとオリーブオイルでアレンジし、オイルに浸けたまま食卓へ。なぜなら砂ぎもや香味野菜の旨みや香りがいっぱいのオリーブオイルも味わって欲しいから! ワインが進む一皿ですよ。
【砂ぎものコンフィ】
《材料 2人分》
- 砂ぎも150g
- にんにく1片
- ローズマリー1/2枝
- 赤とうがらし1本
- 黒こしょう(ホール)7粒
- オリーブオイル適量
- 塩小さじ1/2
《作り方》
- 砂ぎもの銀皮を削ぎ取って、塩をまぶす。にんにくは潰して芽を取る。
- チャック付きビニル袋に砂ぎも・にんにく・ローズマリー・赤とうがらし・黒こしょうを入れて、オリーブオイルを注ぎ入れる。空気を抜いてしっかり口を閉じ、もう1枚ジッパーバックを重ねて同じように空気を抜く。
- 大きい鍋に丼を入れ、丼が完全に浸かるくらいたっぷりと湯を沸かす。沸騰したら②を入れ、浮いてこないように皿を重ねてふたをする。
- 5分弱火にかけてから火を消し、30分そのまま置いて砂ぎもにゆっくり火を通す。
- 器にオイルごと④を移したらできあがり。
砂ぎもにきちんと火を通すため、湯の温度が下がりにくいようできるだけ大きな鍋にたっぷりお湯を沸かしてください。砂肝のコンフィは、温かくても冷たくてもOK! パンを添えておいしいオイルも余すことなく味わってくださいね。