もうすぐ夏休みも終わり。
ランチにめん料理が続いてしまった人、
スパイスの効いたキーマカレーはいかがでしょうか？
カレールゥを使用せず、夏野菜をたっぷり入れて、
クミンシードの香りを効かせたワンランク上のおうちカレーです。
オリーブオイルで玉ねぎをよく炒めるとカレーの旨味のベースになります。
中火で焦げないようにしっかりと炒めていきましょう。

【夏野菜たっぷりキーマカレー】

《材料　4人分》

• 合びき肉200g
• 玉ねぎ1個
• トマト1個
• なす1本
• パプリカ1/2個
• ズッキーニ1/2本
• ゴーヤ1/2本
• にんにく1かけ
• しょうが1かけ
• オリーブオイル大さじ2
• カレー粉大さじ2
• クミンシード小さじ1
• 薄力粉大さじ1
• ＜煮込み用調味料＞　
• 　　（a）　水1カップ
• 　　（a）　プレーンヨーグルト大さじ3
• 　　（a）　固形コンソメ1個
• 　　（a）　ウスターソース大さじ1
• 塩小さじ1/2
• こしょう少々

《作り方》

1. 玉ねぎ、にんにく、しょうがはみじん切りにする。ゴーヤとパプリカは種をとり除き、トマト、ナス、ズッキーニは1cmの角切りにする。
2. 深めのフライパンにオリーブオイルを熱し、玉ねぎをよく炒め、全体が半分の量になるまで炒める。
3. ②ににんにく、しょうがを加え、香りが立ってきたらひき肉を加えて炒め、さらに残りの①を加え炒める。
4. ③にクミンシード、カレー粉、薄力粉を加えて炒め、（a）を加えてフタをして15分ほど煮込む。
5. フタをとり、塩･こしょうで味を調えて、少し煮詰めてとろみをつける。
6. 皿にごはんと⑤を盛り付ける。

　

冷蔵庫で3～4日保存できるので、作り置き用やアレンジ料理にも重宝しますよ。
スパイスの効いたカレーは香りが脳を刺激して、自然とお腹がなってしまう不思議な料理。シナモンやカルダモン、ガラムマサラなどのスパイスを追加すると、さらに奥深い味わいになります。
スーパーでもいろいろなスパイスが売っているので、このレシピをベースにオリジナルの味に挑戦するのも楽しいものですね。


　

鈴木麻里子料理研究家・フードコーディネーター
テレビや雑誌などのレシピ制作やフードコーディネート、料理番組の企画制作などを行う傍ら、食育や高齢者向けの料理教室の講師を務める。
プライベートでは二人の保育園児を育てるワーキングマザー。旅とお酒が大好きで、国内外問わず子供を連れだし、各地で食の見聞を広める。子供と楽しむ料理やママ会で喜ばれるレシピが好評。