こんにちは、Akikoです。
すき焼きといえば特別な日のごちそう鍋！　でもお値頃な切り落とし肉を使ってフライパンで作り、1人分ずつ盛ればふだんのおかずとして気軽に食卓に出すこともできますよ。これはトマトすき焼きのお店で、オリーブオイルを使って目の前で作ってもらった手順を思い出しながら、ちょっと京都風にアレンジしたレシピです。

【トマトすき焼き】

《材料　2人分》

• すき焼き用牛肉　（切り落とし肉でも可）　　200g
• オリーブオイル大さじ1.5
• にんにく1かけ
• 砂糖　　　　小さじ1
• 玉ねぎ　中1個
• トマト中2個
• みりん大さじ1.5
• 醤油　　　　大さじ1.5
• バジル適宜

《作り方》

1. フライパンに砂糖の半量を入れて強火にし、砂糖が溶けかけたらその上に牛肉を広げ、すぐに残りの砂糖をふる。炒めるのではなく、赤身が残る位に両面を焼き付け、火を止める。肉は砂糖をぬぐうようにし、いったん別皿に取り出しておく。
2. フライパンにオリーブオイルとスライスしたにんにくを入れ、再び弱火にかける。香りが出てきたら、くし形に切った玉ねぎとトマトを入れ、ふたをして中火で数分火を通す。
3. 野菜が少ししんなりしたら、肉を戻し入れ、合わせておいたみりんとしょうゆを入れて、煮汁が少なくなるまで強火でさっと煮詰める。
4. 皿に盛り付けてから、バジルの葉をちぎって肉に混ぜ込むようにたっぷり飾る。好みで黒こしょう（分量外）をふってもよい。

　

京都式のすき焼きは、鍋と牛肉に白ざらめをふって最初にお肉を焼き付けます。切り落とし肉を使う場合、最初にあまり動かすとお肉がぼろぼろになるので気をつけて。普通のすき焼きより砂糖は少なめにしていますが、加減しながら好みの味を見つけてくださいね。
バジルはたっぷり、お肉と一緒に食べて下さい。バジルの代わりに青じそを使うとちょっと和風味になります。お試しください♪


　

Akikoオリーブオイルライフ編集部／料理研究家、栄養アドバイザー
白木あきこ。料理研究家、栄養アドバイザー、認知症予防食研究家、ウェルネスフードクリエーター。
京都を愛し東京に恋をする京女。長年編集者、ライターとして素材、産地から栄養、安全にわたって食全般を俯瞰し、メディア連載、寄稿、出演多数。2000年に立ち上げたグルメサイトを2020年春「美食道.com」にリニューアル。分子栄養学、ローフード、認知症予防食等を学び、新たに「ウェルネスフーズラボ」「認知症予防食.com」を立ち上げる。安全な美味にこだわり、美と健康のためのウェルネスフード研究と食レッスンを行っている。
ハーブ歴は高校の時から。旅と食べ歩きが好き。
■「WELLNESS FOODS LAB」
https://wellnessfoodslab.com/