お弁当アートを楽しもう
卒業の節目と同時にお弁当作りがラストになるご家庭も多いことでしょう。今日はキンパ風ののり巻きを卒業証書に見立てたスペシャル弁当をご紹介します。子どもがふたを開けた瞬間の顔を想像しながら作りました。
前日に仕込みをしておくと、当日は15分ほどでできあがります。

【キンパ風卒業祝い弁当】
《材料 1本分 調理時間 前日30分・当日15分》
- ごはん220〜250g
- のり全型1枚
- ほうれん草2株
- にんじん1/4本
- しいたけ1枚
- 牛薄切り肉70g
- にんにく(すりおろし)小さじ1
- スライスハム1枚
- スライスチーズ1枚
- 市販の厚焼きたまご適量
- しょうゆ大さじ1/2
- 砂糖小さじ1/2
- 塩少々
- オリーブオイル小さじ4
《作り方》
<前日の仕込み>
- ほうれん草はゆでて長さ3cmに切る。にんじんはせん切りにする。しいたけは石づきを除いて薄切りにする。
- フライパンにオリーブオイル小さじ1を入れて、ほうれん草を炒める。にんにく小さじ1/3と塩で調味する。にんじん、しいたけもそれぞれ小さじ1のオリーブオイルで炒め、にんにく小さじ1/3、塩で調味する。
- 牛肉はオリーブオイル小さじ1で炒め、にんにく小さじ1/3、しょうゆ、砂糖で調味する。
- スライスチーズはナイフで「祝」の字を切り抜く(ぴったりとラップをして乾燥を防ぐ)。
- ハムは細く切り、リボンの形にする。厚焼きたまごは7〜8mm角の棒状に切る。
- 巻きすの上にのりをおき、向こう側を1cm残してごはんを全体に薄く広げる。前日の仕込み②③で調理した具と厚焼きたまごを並べる。手前から一気に向こう側のごはんのところまで巻きすごと持っていき、手前に引いて太巻きを作る。巻き終わりを下にして置く。
- 弁当箱のサイズに合わせてのり巻きをカットし、長いのり巻きにチーズとハムを飾る。切り出したのり巻きと、残りの厚焼きたまご、好みでゆで菜の花、かに風味かまぼこを詰める。
<当日の調理>
オリーブオイルが素材の味を引き立て、風味のよい太巻きができあがります。「祝」の文字は「完」にしてもいいですし、文章にしても。お好きな文字を切って卒業証書のようなお弁当作りにトライしてください。