12月21日は冬至。一年の中で昼が一番短く、夜が長い日です。昔はこの日を年の始まりとする考え方もあったそうです。その冬至に「ん（運）」がつく食べ物をとると縁起がよいとされ、なんきん（かぼちゃ）を食べる風習が始まりました。今日は、冬至にちなんでごはんの進むかぼちゃのおかずを紹介します！　
かぼちゃに旨みたっぷりの鶏肉が好相性。寒い季節にほっとする一皿です。

【鶏肉とかぼちゃの甘辛こってり炒め】

《材料　2人分　調理時間　30分》

• 若鶏もも1枚
• かぼちゃ200g
• かたくり粉適量
• エクストラバージンオリーブオイル大さじ1
• 　　（a）　酒大さじ2
• 　　（a）　みりん大さじ1
• 　　（a）　しょうゆ大さじ1
• 　　（a）　オイスターソース大さじ1
• 　　（a）　水大さじ2

《作り方》

1. 鶏肉は食べやすい大きさに切り、かぼちゃは3cm角に切る。
2. 鶏肉にかたくり粉をまぶす。フライパンにオリーブオイルを中火で熱し、できるだけ皮目を下にしてしばらくそっとしておき、カリッと焼き目がついたら裏返して中まで火を通す。
3. かぼちゃを加えて油を全体に回し、（a）を加えて調味する。フタをして弱火で10分ほど蒸し焼きする。
4. かぼちゃに火が通ったら、ざっと全体を混ぜて煮汁をからめる。

　

オリーブオイルで炒めることで鶏肉の臭みをやわらげ、香ばしく風味よく仕上がります。
かたくり粉をまぶすと鶏肉がかたくならず、しっとりジューシーに。調味料もからみやすくなり、照りのある仕上がりになります。「鶏肉とかぼちゃの甘辛こってり炒め」を食べて無病息災を願いましょう。
ぜひお試しくださいね。



　

Kazueオリーブオイルライフ編集部／フードコーディネーター・調理師
山本和枝。ＴＶや雑誌のレシピ考案、料理製作、スタイリングなど手がける。
「お料理の基礎からアレンジまで楽しく美味しく！」をモットーに料理教室開催や、
発酵食品の魅力に魅了された近年は、無農薬味噌作り教室も。
また、有機野菜や新鮮な海鮮、お肉などの食材にこだわったケータリングも好評！
■『晴晴食堂　～Harebare Diner～』
http://ameblo.jp/harebareshokudo/