みずみずしいちんげんさいを丸ごと頂く、カンタンだけどちょっと大胆なレシピをご紹介します。ちんげんさいを半分にカットしてフライパンで蒸し煮にするだけ！　たっぷりのオリーブオイルで香ばしく焼けば、コクがプラスされてツヤッとした仕上がりに。芯の固い部分まで柔らかくなって、噛むと水分がジュワッと出てきます。にんにくの香りやアンチョビの塩分が美味しさを引き立てます。

【丸ごとちんげんさいのガーリック蒸し】　

《材料　4人分》　

• チンゲン菜2束（300gくらい）
• にんにく1片
• アンチョビ（フィレ）4枚
• 赤とうがらし1本
• オリーブオイル大さじ3

《作り方》

1. ちんげんさいはよく洗い、水を切らずにそのままタテ半分に切る。にんにくは薄切り、アンチョビは粗いみじん切り、赤とうがらしは種を取り除いた小口切りにする。
2. フライパンにオリーブオイルを入れて中火で加熱し、温まったら断面を下にしてちんげんさいを入れる。にんにく、アンチョビ、赤とうがらしを散らしてふたをし、7～8分蒸し煮にする。
3. ②のふたを開けて、焼き色が付いていることを確認したら皿に盛りつける。フライパンに残ったオイルをかけたらできあがり

　

蒸し煮にする事で、固い芯も柔らかくなって美味しくいただけます。ちんげんさいのみずみずしさを存分に感じられる一品です。辛みが苦手な方は赤とうがらしを入れずに作って下さいね。

　

原田佐知子料理研究家
金融機関や不動産業界の秘書業を経て、2010年より「野菜ソムリエが教えるイタリアンの料理教室」として「スタジオルーチェ」を主宰。「簡単なのにおもてなしにもなるレシピ」がコンセプト。旬の食材を意識しながら、家庭でもリトライしやすいようアレンジしたメニューを得意とする。様々な企業とのコラボレッスンも多数展開中。一般社団法人日本オリーブオイルソムリエ協会オリーブオイルソムリエ、日本野菜ソムリエ協会ジュニア野菜ソムリエ、食育アドバイザー。一児の母として子育て中
http://s-luce.net/