西京みそは一般的な白みそより甘いのが特徴で、京料理の白みそ椀のほか西京漬けのぬか床にも使われます。ゆでたまごを西京漬けにしてみたら、おつまみにもぴったりのごちそうになりました。オリーブオイルをかけるとしっとりして香りもよく、さらに美味しく！　漬ける時間が必要なので、1日前に準備を始めましょう。

【ゆでたまごの西京漬け】

《材料　2〜4人分》

• たまご4個
• しそ4枚
• エクストラバージンオリーブオイル大さじ1
• ガーゼ（10cm×20cm）1枚
• ＜みそ床＞　
• 　　（a）　西京みそ200g
• 　　（a）　酒大さじ1
• 　　（a）　みりん大さじ1
• 　　（a）　砂糖小さじ2

《作り方》

1. みそ床を作る。（a）をすべてボウルに入れ、ホイッパーなどでよく混ぜる。
2. ゆでたまごを作る。鍋に湯を沸かし、室温に戻したたまごをそっと入れて転がしながら弱火で8分茹で、5分ほど冷水に浸けて殻を剥く。
3. ①の半量をタッパーなどの容器に入れて広げ、ガーゼを敷き、ゆでたまごを置いてガーゼを被せる。その上に残りのみそを乗せて広げ、フタをして冷蔵庫へ。
4. 24時間以上経ったら③を取り出し、フライパンで転がしながら軽く焦げ目を付ける。
5. 器にしそを敷いて、2つに切った④を乗せ、オリーブオイルをかけたらできあがり。

　

24時間でだいぶ味が入ります。写真は40時間ほど浸けたもの。ガーゼは無くてもいいのですが、その場合は取り出した時にみそをこそげるかふきとってください。みそ床は2〜3回使えますよ。



　

西本淑子ラジオ・パーソナリティ、料理研究家
ル・コルドンブルー東京校とパリ校、エコール・ル ノートル パリ校に少しずつ通い、東京ガス、東京電力ショールームにて料理＆トークショー、レストラン、カフェ、バーなどのフードメニューのプロデュース、料理教室で講師も務める。
フードアナリスト、ジュニア野菜ソムリエ、食品衛生責任者。ラジオ・パーソナリティーと料理、それぞれ半分ずつ楽しみながら仕事する日々を送る。