茨城と千葉の県境にある太平洋岸のまちに工場を持つ高木商店さんは、すぐ近くの銚子港で水揚げされた新鮮な青魚を使ったユニークな缶詰を作っている専門店。ブルーのパッケージが目を引いた「焼き鯖のアヒージョ」はエクストラバージンオリーブオイルと隠し味に醤油を使っているとのこと。早速味わってみることにしました。

健康効果とその美味しさから人気もすっかり定着したさばは、様々な缶詰が商品化されていますね。この「焼き鯖のアヒージョ」は、秋から冬にかけて旬を迎える脂ののった真さばだけを使って作られるそうです。にんにくやとうがらしも使った本格的なアヒージョなのですが、砂糖やしょうゆ、チキンブイヨンなども使って旨みの濃い和風テイストに仕上げてあります。そのまま食べてみると、オイリーな感じはあまりありません。
ちょっと甘辛風味なので、これはごはんに合う！と早速どんぶりを作ってみることにしました。

お醤油味を生かしたアレンジを

オイルサーディン缶にお醤油を垂らして直火にかけ、ぐつぐついったら丼に・・・そんなレシピを昔、大好きだった森瑶子さんの料理本で読んだことがありました。そう、青魚のオイル缶詰は実にお醤油に合うんです。この缶詰にはお醤油味がついていますが、ちょっと甘さがあるのでピンクペッパーをふって、そのままだとクセのあるセロリの葉っぱとハーブ（魚に合うディル）をたっぷりと添えてその甘さを消してみました。

アツアツの玄米ごはんに盛り付けてできあがり。一缶で小さな丼なら2人分いけるでしょうか。たっぷり食べたい！という方は一缶丸ごとでも大丈夫。和風のひと皿にそのまま使うのもいいけれど、こんな食べ方もぜひ試してみてくださいね。

■高木商店オンラインショップ
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