紀ノ国屋(東京)の贅沢な卵かけトリュフしょうゆ
大好きな食料品店のひとつ「紀ノ国屋」は、東京・青山に本店を構える高級スーパー。こちらのオリジナル商品として人気を博しているのがこの「贅沢な卵かけトリュフしょうゆ」という長い名前の調味料です。見た目にもはっきりわかるほどたっぷり入った黒トリュフが薫る、白しょうゆ。さてどんなお味なのでしょう。
写真でわかるように、しょうゆと言っても色みが薄くドレッシングのように見えますが決して薄味ではありません。たくさんかけると辛―くなってしまうのでご用心!
この色は白しょうゆがベースとなっているから。白しょうゆとは愛知県で生まれたしょうゆの種類のひとつで、薄口しょうゆよりもさらに淡い色と糖分の高さが特徴です。「贅沢な卵かけトリュフしょうゆ(以下トリュフしょうゆ)」に使われている白しょうゆは、200年の歴史を誇るヤマシン醸造製。調べると、オリーブオイルを使った白しょうゆを色々作っておられることを知り、早速取り寄せてみようと思っています。
さて、このトリュフしょうゆで白しょうゆとトリュフをつなぐ役割を果たしているのが、われらがオリーブオイル。さらに、甘みや酢やアルコールなど様々な原材料が少しずつ使われています。これらでバランスをとりながら、トリュフという「洋」の素材を「卵かけごはん」に合わせ、美味しく食べるために作られた特別なしょうゆのお値段は1000円。トリュフの風味を、家庭で手軽に味わえると考えるとお値頃に感じますね。
相性の良い卵を使った料理にも
トリュフと卵はとっても仲良し。レストランで前菜の「トリュフ卵」をはじめとして、よく使われる組み合わせです。分離しているので使う直前によく振って、手早くかけるのがコツです。もちろん、まずは卵かけごはんで。オムレツやスクランブルエッグなど卵料理にもよく合います。その他、洋風の煮物や肉・魚のソテーにも、仕上げに使うとカンタンにいつもと違う風味が楽しめます。
今回は、ゆでたてのアスパラガスと、オリーブオイルでサッと焼いた牛肉をごはんに添え、卵黄を落とした小さな丼にかけてみました。トリュフがちゃんと卵黄にのっかっているのがいいでしょう? このように、かけても普通のしょうゆのようにあまり色がつきません。先にも書いたように、意外としっかりと濃い味なので、ドレッシング感覚で使わないように注意してくださいね。
■紀ノ国屋オンラインストア
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