今回は手軽に作れて、いろいろなものにかけておいしいタレのご紹介です。
このタレの特徴はオクラが入っているところ。切り口からオクラ特有の「ペクチン」と「ムチン」いう粘り成分が出てとろみがつくので、タレにしてかけるとしっかり食材にからんでくれます。ベースとなる白だしと酢にオリーブオイルを加え、さっぱりした中にもコクとうまみが感じられる味です。このタレに合うレンチン蒸し鶏の作り方もいっしょにお届けします。

【万能オリーブオイルダレ】

《材料　作りやすい分量　調理時間　10分》

• オクラ3～4本
• トマト1/2個
• 玉ねぎ1/4個
• 塩少々
• 　　（a）　白だし大さじ2
• 　　（a）　酢大さじ1
• 　　（a）　オリーブオイル大さじ2
• 鶏むね肉1枚
• 砂糖小さじ1
• 酒大さじ2

《作り方》

1. ＜タレを作る＞オクラは塩少々を加えて1分ゆで、小口切りにする。トマト、玉ねぎは粗みじん切りにする。
2. 容器に（a）の調味料と①を入れてよく混ぜる。5分ほど置くとオクラの粘りが出る。
3. ＜レンチン蒸し鶏を作る＞鶏むね肉は皮を外し、フォークで穴をあける。耐熱容器に入れ、砂糖をまぶし、酒をふり、ふんわりとラップをかけて、電子レンジ（600W）で4分、裏返して2分加熱し、そのまま余熱で火を通す。あら熱がとれたら食べやすく切り、②のタレをかける。

　

夏野菜のオクラやトマトは、彩りもいいので暑さで食欲が落ちたときなどおススメです。
そうめんや冷や奴、ごはんなどにたっぷりかけてお召し上がりください。
ぜひお試しを♪


　

牛原琴愛料理研究家、野菜ソムリエ、パンアドバイザー
多くの食材がいつでも手に入る昨今、「旬」の野菜・果物を知ってもらい、「旬」に食べることの大切さとその食べ方を提案する料理教室「Cooking & Coaching～ココロモカラダモ健康に」や、料理から旬を知る料理教室「HAPPY♪ベジクッキング」などを主催。この他、大手食品メーカーの広告、販促用のレシピ開発、撮影のフードコーディネートを手掛ける。また、農業の６次化を見据えたワークショップや各種イベントのコーディネート、食育講座やカルチャーセンターの講師など幅広く行う。
■Cooking fun！
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