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井上誠耕園(香川県・小豆島)のオリーブ香草塩

私は3年ちょっとのロンドン生活(その間2か月ほどパリ暮らし)を終え、家族とともに日本に帰国しました。ロンドンはオリーブオイルの種類やフレッシュオリーブを漬けたものが豊富で、人々の生活の中でなくてはならないものになっています。日本でも美味しいオリーブ製品を見つけられるか探してみようと思っていたところ、友人がプレゼントしてくれたのが、香川県小豆島・井上誠耕園のオリーブ粉末入りの塩「オリーブ香草塩」でした。「ゆで卵にとってもあうの」とお気に入りの食べ方を教えてくれたので、私もまずはゆで卵から!と楽しみにしていました。

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くるくるとふたを回して「オリーブ香草塩」の小瓶を開けた途端、いいハーブの香りが! オリーブ粉末のほかハーブやスパイス、香味野菜などと岩塩が原料となっていますが、どれか一つが主張することなくすべてが調和したまろやかな味わいです。オリーブ粉末はオリーブの葉っぱを粉末にしたものだそうで、オリーブ商品がずらりと並ぶロンドンのスーパーでもみかけなかったアイディアに感心しました。
早速、ゆであがったばかりのほかほかの卵にパラパラとかけて試してみたら、爽やかな風
味と卵がぴったり合い、いくつでも食べられそうな美味しさです。そこへ、さらに美味しくなりそう!とオリーブオイルを数滴。オリーブの葉とオリーブオイルのマリアージュは素晴らしく、もうゆで卵とは呼べない一品料理になりました。

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シンプルな素材との相性が最高

他にも、ゆでた甘えびにこの塩とオリーブオイルをかけただけの味付けでレストランの前菜のような一皿が完成、トマトソースの味が決まらない、なんてときもオリーブオイルと共に加えるだけでぐんと深みがでます。塩こしょうの代わりに使うといつもの料理が一味違う仕上がりに!
「オリーブ香草塩」は今や食材そのものの美味しさを引きたててくれる、キッチンになくて
はならない存在です。その後自分でも取り寄せていますが、小豆島から届いた塩―その響き
だけでも旅した気分になれますよね。ヨーロッパでよく目にしたオリーブ畑の風景が恋しく
なったら、オリーブの実がなるころに小豆島を訪れてみようと思います。

 

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