私がきちんと料理をするようになったのは結婚してからなのですが、結婚前のオリーブオイルのイメージは、「イタリアンのお店でパンと一緒に出てくるもの」というレベルでした。だけど料理を始めてからは、オリーブオイルの万能さ、そして使い勝手の良さから毎日の食卓に欠かせないものに。「パンと一緒に」はもちろん、サラダのドレッシング、カルパッチョ、野菜・肉・魚のオイル漬け、グラノーラ、そして炒め物や揚げ物にも。どんなものにもしっくりくるんです。

料理超初心者の頃のオリーブオイル活用法のひとつは、サラダのドレッシング。オリーブオイルと塩と粗挽き胡椒をサラダに和えるだけなのですが、材料が少ないのにこれがびっくりするほど美味しいのです。
そしてもう一つはカルパッチョのソース。カルパッチョのソースというと、すごいソースと思われてしまうかもしれませんが、オリーブオイルと醤油を組み合わせるだけ。オリーブオイルと醤油を2:1で混ぜたソースをお刺身にかけて食べます。私は鰹のお刺身が苦手なのですが、このソースを鰹にかけて食べると、鰹の臭みが消えて、ものすごく食べやすくなります。鰹が苦手なのに、このソースで食べると、むしろ大好き！とさえ思えてくる。調味料の組み合わせは本当に面白いですよね。

オリーブオイルのシンプルな活用法ですが、まず手始めに、何に使おうと考えている方がいらしたら、ぜひ参考にしてみてください。