今日は、梅雨のおうち時間にぴったり、見た目も涼やかな紫陽花スイーツを作りました。
寒天でかためたぶどうジュースを紫陽花に見立てます。
オリーブオイルとはちみつをしみ込ませた食パンを土台に、紫陽花カラーの寒天を重ねた、乳製品・たまご・白砂糖不使用のやさしいスイーツです。

【紫陽花トライフル】

《材料　4人分　調理時間　約3時間》

• 食パン（8枚切り）1と1/2枚
• 　　（a）　はちみつ大さじ1と1/3
• 　　（a）　オリーブオイル小さじ2
• 豆乳入りホイップ（市販）100ml
• 　　（b）　はちみつ大さじ1
• ぶどうジュース（果汁100%）250ml
• 粉寒天2g
• ミント適宜

《作り方》

1. 鍋にぶどうジュースを入れ、粉寒天をふり入れる。中火にかけ、混ぜながら煮立たせる。煮立って２〜3分したら火を消し、水でぬらした流し缶（11 cm×14cm）に流し入れる。あら熱がとれたら冷蔵庫で冷やし固める（2時間程度）。
2. 食パンは耳を切り落とし、1cm角に切る。
3. 豆乳入りホイップに（b）のはちみつを加え、八分立てに泡立てる。
4. グラスに②のパンを入れて（a）を混ぜ合わせてかける。
5. ③のホイップを入れ、①の寒天を1cm角に切って盛り、ミントを飾る。

　

今回は紫陽花をイメージしてぶどうジュースで作りましたが、クランベリージュースやバタフライピーティーで作ってもいいですよ。
盛りつけるときに、思わず鼻歌が出てしまう楽しさでした。
全体をよく混ぜて食べたほうが、食感が楽しめますよ。
どうぞお試しください。



　

Tomiko栄養士・料理研究家・フードコーディネーター
薦田富美子（こもだとみこ）。
食品メーカーで商品開発に携わり、料理学園講師、キッチンスタジオのスタッフ経験後フリーに。薬膳アドバイザー、「味覚の授業」指導者、フードアナリスト、チョコレートエキスパート等、様々な資格取得。多岐にわたる食の仕事を経験。記憶に残る料理を感動する盛り付けで作り続けたい。「食材を無駄にせず、健康的な野菜たっぷりの食事を！」をモットーに、現在地元のカフェで日替わりランチを提供。新聞のコラム「食卓の一品」を毎日担当中。著書「これからのシニアごはん　日々の、ひとり分」自由国民社。横浜在住。