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【シェフレシピ】ちゃこーる風 ラタトゥイユ

「ちゃこーる」のシェフ、高橋久子さんが教えてくれたのはイタリア家庭料理の定番、ラタトゥイユ。きのこのマリネ同様、お店では前菜のように小鉢で少量出されます。夏野菜を使うイメージの料理ですが、年中手に入る食材が多いので季節を問わずつくりおきしておくと便利です。

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【ちゃこーる風 ラタトゥイユ】

《材料 作りやすい分量》

  • <トマトソース> 
  •   (a) トマト大4個
  •   (a) オリーブオイル大さじ2
  •   (a) にんにく2かけ分
  •   (a) 赤とうがらし1本
  •   (a) ローリエ1〜2枚
  •   (a) 塩、こしょう、砂糖各少々
  • 玉ねぎ大1個
  • パプリカ(赤、黄)各1個
  • ズッキーニ2本
  • なす2本
  • ごぼう1本
  • ハーブ(タイム、ローズマリーなど)適宜

《作り方》

  1. トマトソースを作る。トマトは湯むきして種を取り除き、ざく切りにする。 鍋にオリーブオイル、みじん切りにしたにんにくと、赤とうがらし、ローリエを入れて弱火にかける。
  2. いい香りがしてきたら、強火にしてトマトを炒め、塩、こしょう、砂糖を少々入れ、水分を飛ばすように煮こむ。煮詰まってきたら焦がさないように、ヘラで鍋底をこそげるようにする。こそげると鍋底が見えるくらいまで煮詰める。
  3. ラタトゥイユの具はひと口大に切り、それぞれ炒める。玉ねぎはフライパンにオリーブオイル(分量外)を入れ、オイルを絡めるようにして弱中火で炒め、しんなりしたら強火にし、甘い香りがするくらいまでさらに炒める。他の野菜も同様に、軽く塩こしょうをふり、少量のオリーブオイル(分量外)で別々に炒め火を通す。
  4. 炒めた野菜をすべて、②のトマトソースの鍋に入れ、よく混ぜあわせてタイム、ローズマリーなどハーブを入れ、ふたをして約10〜15分ごく弱火で煮込む。水分が多いようなら最後に強火で水分を飛ばし、野菜にトマトソースがあえごろものように絡めばできあがり。
  5.  

    時間に余裕がある時、トマトがお安い時にトマトソースをつくっておくと、いろんな料理に応用できるそうです。トマトソースは冷凍保存できるので、他のお野菜を刻んで炒めてソースと合わせればすぐに完成! これでお店では小鉢8人分くらいの量になります。
    ソースも具材も、すべて別に火を通すところがちゃこーる風ラタトゥイユのコツ。ごった煮のようにならず、それぞれの野菜の香りや食感が生きた一品ができあがります

     

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